1on1ミーティング実施の目的は?質問内容の具体例や注意点・導入企業を紹介

3 1on1ミーティング実施の流れ

1on1ミーティングを実施するにあたっては、きちんとした流れを組んでいく必要があります。ノープランで実行しても、会話が弾まずかえって部下の不信感を募らせてしまうことにもなりかねません。

1on1ミーティングは以下の4ステップを踏んで実施しましょう。

1.1on1ミーティングの実施を周知徹底する

2.1on1ミーティングの内容を決める

3.1on1ミーティングの実施

4.1on1ミーティングを継続して行うようにする

実施する前に周到に準備しておいてくださいね。

3−1 1.1on1ミーティングの実施を周知徹底する 

まずは、1on1ミーティングの実施を社内に向けて周知徹底します。

なぜ1on1ミーティングを行うのかを明確にすることで、実施の根拠やメリットを示すのです。

導入前には「実施する意図がわからない」「部下が多いから、面談するだけで勤務時間の大半を使ってしまう」といった反対意見が出てくることが想定されます。

マネジメント層からすれば、部下の数だけミーティングに時間を費やすことになり、通常の面談とどのように違うのかという疑問も出てくるでしょう。

一般の社員からすれば、上司に対してどこまで話をすればよいのか、線引きが難しいという問題が出てくるはずです。

そのため、社員間の信頼感を深め、問題解決の手がかりを探り、自主性を高めるために実施することを説明する必要があります。

3−2 2.1on1ミーティングの内容を決める

1on1ミーティングで話す内容については、事前に部下に共有しておくのが望ましいといえます。当日になっていきなり話を振っても、相手が答えられない可能性があるからです。緊張感を解く意味でも、事前に議題となる内容を共有しておきましょう。

1on1ミーティングで話す内容については、事前に上司が決定します。部下の役割や性格に合わせた内容を考えましょう。部下からの返答に対してフィードバックを行うため、「どのような質問をすべきか」「逆にどんな意見が出てくるか」を予めイメージしておくのも大事です。

3−3 3.1on1ミーティングの実施

1on1ミーティングの内容が決まったら、実施に向けて動き出しましょう。

事前に決めた内容に沿って会話を進めていきます。部下の緊張をほぐすように、最初は雑談から入るのもよい方法です。口調や仕草などから部下の気持ちを汲み取りながら1on1ミーティングを進めていきます。

ここで注意すべきは、自分ばかりが発言したり、部下への質問攻めにならないように気をつけるべきということです。1on1ミーティングの主役はあくまでも部下のほうであり、上司として相手の思うところを引き出し、問題解決へのフォローや更なる成長へのサポートを実施することが目的だからです。

また、部下とのスケジュールが合わない場合は、必ず日を改めて実施しましょう。一人だけ1on1を行わないというのは、不公平感を生むだけでなく、部下との信頼関係を築くのに時間がかかってしまいます。

3−4 4.1on1ミーティングを継続して行うようにする

 1on1ミーティングを終えたら、会話の内容を議事録やメモとして残しておきましょう。内容を忘れてしまうのを防ぐだけでなく、部下に対しても共有することで、お互いの認識のズレを小さくできます。

1on1ミーティングの実施は、週1回から月に1回がよいでしょう。

定期的な改善作業を行うためには、前回のミーティングから日が経ちすぎるのは効果的ではありません。

継続して実施していけば、部下との関係性が少しずつ親密なものへと変化していくのが期待できます。

次ページ「1on1ミーティングで行うべき内容の4つの具体例」

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