行動指針とは?企業理念・行動理念との違いと作り方&定着方法

2.行動指針のもたらすメリット

本章では、行動指針のもたらすメリットを説明します。

①社員のモチベーション向上が期待できる

行動指針が組織に浸透していると、社員11人のモチベーションの向上が期待できます。

行動指針は企業内で従業員が行動する際の「どっちの方向へ、どう歩いていけばいいのか」という明快な羅針盤であり、そのゴールは企業理念や経営理念になります。

全従業員がこれらの共通した価値観を持って行動をする結果、従業員11人が企業人として正しい行動が取れるようになります。

行動指針に則った行動を繰り返すことは企業内での正解を承認され続けることになりますので、最終的には社員が自発的に企業の一員として常に望ましい行動が取れるようになり

「自分は社会的に意義のある仕事をしている」

という体感とともに、同じ価値観を持った従業員同士の絆が深まります。

同時に、行動指針を日々体現することにより、従業員同士で共有されるゴールに向け共に歩んでいる一体感が、企業と従業員との間に厚い信頼を生み、エンゲージメントを高めます。

②企業が「あるべき理想の姿」に近くなる

行動指針があると、その企業が「どういった姿であるべきか」を評価する基準を個人レベルで作ることができます。

企業理念がゴール、ゴールに向かうための具体的で明快な基準(羅針盤)が行動指針です。

例えば、企業理念は「理念」なので、評価や点数をつけるのは難しいのですが、行動指針は「行動」の有無による採点が可能ため、その企業人らしい行動がどれだけ出来ているのかを評価し、行動修正ができます。

その結果、行動指針が明快にある企業は

  • あるべき企業の形
  • あるべき社員の姿
  • あるべき未来の理想

に向かって具体的な行動をとることができ、その結果、その企業が「あるべき理想の姿」に限りなく近くことができるようになります。

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