行動指針とは?企業理念・行動理念との違いと作り方&定着方法

4.行動指針を浸透させる方法

本章では、行動指針の浸透のさせ方を説明します。行動指針が浸透すると、その企業らしさがカルチャーになっていきます。

1.日々の仕事の中に落とし込む

行動指針を浸透させるためには、日々の仕事の中で行動指針に触れる機会、使う機会を増やすことが重要です。

▼【取り組み例】

  • 行動指針日記

業務日誌の中に、行動指針に関しての行動ができたかを書く欄を設けるか、新たに業務日誌そのものを行動指針日記に変えても良いでしょう。

  • 行動指針ミーティング

行動指針に基づいた中期・長期目標などを上司やリーダーと一緒に作り、それを各自が達成できているかなどを定期的にミーティングすることで、意識的な行動が取れるようにサポートをします。

行動指針は、本人が気がつかなくても仕事に誠意を持って働いていれば、自然と行なっている場合もあります。

ですが、その自然な行動を自覚することは「実感」となり、企業と社員が好ましいと思う方向に自分も進んでいるのだという充実感につながります。

2.評価(報酬も含め)に直結させる

評価は、社員にとってわかりやすい形で「行動指に則った行動をした方が良いことがある」と理解させ、社内に行動指針を浸透させるきっかけになります。たとえば

  1. 人事評価を上げる(役職)
  2. 昇給をする(金銭)
  3. 社内表彰をする(名誉)
  4. 行動指針の評価の良いものだけのスタディグループを作る(特権)

などは、目に見える形で評価をするので、行動をしたものにとっては「肯定感」が得られ、より行動指針に沿った行動をするようになります。

同時に、あまり行動指針を理解していない人にとっては、自分が欲しい評価(報酬)のために自発的に行動指針を理解し、それに沿った行動をできるように考えさせるチャンスになります。

webサービスを活用して行動指針の浸透を実現

サービスやツールを使って浸透を促すのも一つの手です。

例えば、従業員同士が日々の仕事の感謝・称賛を伝え合いながら、行動指針の浸透を実現する「Unipos(ユニポス)」というサービスでは、

「緊急対応で手が回っていなかった時、仕事を手伝ってくれてありがとう!」「いつも丁寧に書類作成してくださるお陰で、顧客との商談がスムーズです」など、日々仕事の感謝を従業員同士が伝え合う際、相手の行動が自社の行動指針を体現しているなと感じたら、そのメッセージに行動指針を紐づけることができるのです。

例えば以下のようなメッセージと共に「#目的を問い続け、意志を持って行動しよう」という自社の行動指針のハッシュタグをつけると、

メッセージを送られた側は感謝されて嬉しいばかりではなく「ああ、これが”#目的を問い続け、意志を持って行動しよう”なんだな」と、改めて自分のした行動と行動指針を関連付けて考える機会を得ます。

「#目的を問い続け、意志を持って行動しよう」ー自社の行動指針をハッシュタグとして紐づければ、行動指針に沿った行動を互いに認め合える。

また、Uniposの投稿は誰もが見られるオープンなタイムラインでやりとりされているので、この投稿を見た他のメンバーも「なるほど、これが“#目的を問い続け、意志を持って行動しよう”なのか」

と、自分なりに考えるキッカケをもてるようになります。

こうして、感謝・称賛のメッセージと共に行動指針を体現した行動をオープンな場で認め合うことで、1人ひとりが行動指針に触れ、考える機会が増え、組織に行動指針を根付かせることができるのです。

参考:「Uniposを活用した行動指針浸透事例」

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