フィードバックとは?目的、手法、効果的に実践するコツを解説!

4.フィードバックを効果的に実施するコツ

フィードバックは、手法のとおり実施するだけでは、その効果を高められません。ここでは、フィードバックをさらに効果的に行うため、4つのコツを紹介します。

4−1.タイムリーに実施する

長い時間が経過した、過去の行動についてフィードバックをしても、受ける側は、実感が伴いません。

特に、ネガティブな要素が含まれるフィードバックであれば、「なぜ、そのときに伝えてくれなかったのだろうか」「本当に、そのような行動をとっていただろうか(上司の勘違いではないだろうか)」と、記憶が曖昧な部分があるなかで、不信感が生まれる原因にもなります。

また、フィードバックが遅れれば遅れるほど、改善するタイミングも遅れていくでしょう。

信頼関係を強化し、成長のスピードを加速させるためにも、お互いの記憶が新しいうちに、タイムリーにフィードバックをすることが大切です。

4−2.相手の「行動」に対して伝える

相手の行動ではなく、性格や人格、能力に対して、ネガティブなフィードバックを行うことは、よく起こりやすい失敗例です。

例えば、「そういう方向に考えてしまう性格だから、今回の件もうまくいかなかったのではないか」などといったフィードバックは、相手そのものを否定していることになるため、絶対に避けましょう。

性格や人格ではなく、少しの心がけで改善できる「行動」に対してフィードバックを行うことで、受ける側も前向きに捉えられ、効果も実感しやすくなるでしょう。

4−3.実現可能な内容にする

フィードバックの内容があまりにも非現実的だと、受ける側はどうしたらよいかわかりません。

高い目標を持つことは大切ですが、フィードバックを受ける一人ひとりのレベルに合わせた、実現可能な内容にすべきです。

また、実現可能という意味では、受ける側が、すぐに行動を起こせたり、改善したりするために、フィードバックは可能な限り具体的なものにしましょう。具体的かつ実現可能な内容のフィードバックによって、パフォーマンスの向上が期待できます。

4−4.相互のコミュニケーションを大切にする

フィードバックは、少なからず、受ける側に心理的なストレスを与えてしまうものです。

一方的に、評価や改善点を伝達するだけでは、相手に疑問が残ったり、不満を募らせたりしてしまう可能性があります。

そのため、お互いのコミュニケーションを大切に、相手に理解できたか・納得したかを確認しながら進めていくとよいでしょう。

また、フィードバックは恥をかかせることが目的ではありません。特に、ほかの社員との比較をしたり、大勢の前で指摘をしたりすることは避けましょう。

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5.フィードバックを効果的に受けるコツ

フィードバックをさらに効果的なものにするためには、受ける側の意識も重要です。ここでは、フィードバックを受けるメリットと、受ける際に意識すべき2つのポイントを紹介します。

5−1.フィードバックを受けるメリット

フィードバックを受けることは、動機付けやスキルアップのきっかけを得られるというメリットがあります。

「普段の頑張りを正当に評価される」という実感は、モチベーションの維持・向上に欠かせない要素です。

また、先輩や上司など自分よりスキルの高い人から、自分の長所や課題についての具体的なフィードバックが受けられれば、新たな気づきを得られ、スキルアップにつながるでしょう。

5−2.フィードバックを受ける際に意識すべきこと

フィードバックを受ける際には、以下の2つのポイントを意識しましょう。

5−2ー1.素直に受け入れる心構えを持つ

フィードバックには、ポジティブなものからネガティブなものまで、幅広い内容が含まれています。

そのため、頭では理解できていても、感情的には不快に感じてしまうこともあるでしょう。しかし、フィードバックは、相手があなたの成長を願うからこそ行われます。

もちろん、理不尽な内容を受け入れる必要はありませんが、まずは相手が伝えようとする内容を、素直に理解する姿勢が必要です。

5−2ー2.どうしたら改善や成長につながるかを考える

フィードバックは、受け入れただけで終わってしまったら、成長するチャンスを無駄にしてしまいます。

フィードバックを受けて気づいた点や、良かった点・悪かった点をきちんと理解し、どうしたら改善や成長につながるかを考えていきましょう。

早い段階で行動や計画に反映させることで、自分もスピーディーな成長が目指せます。

6.まとめ

今回の記事では、「フィードバック」について、効果的に実施するための手法や、伝える側・受ける側のコツなどを解説しました。

改めて、記事の内容について振り返ってみましょう。

  • フィードバックは、「反応」や「意見」という意味を持つ
  • 人材育成におけるフィードバックは、おもに上司から部下へ「評価を伝える」という意味を持つ
  • フィードバックには、「ポジティブフィードバック」と「ネガティブフィードバック」の2つの考え方がある
  • フィードバックの手法は、おもに以下の3つ
    1. SBI型
    2. FEED型
    3. KPT型
  • フィードバックと似ている概念には、「フィードフォワード」と「ティーチング・コーチング」がある
  • フィードバックを効果的に実施するコツは、以下の4つ
    1. タイムリーに実施する
    2. 相手の「行動」に対して伝える
    3. 実現可能な内容にする
    4. 相互のコミュニケーションを大切にする
  • フィードバックを受けると、動機付けやスキルアップのきっかけを得られるメリットがある
  • フィードバックを受ける際に意識すべきポイントは、以下の2つ
    1. 素直に受け入れる心構えを持つ
    2. どうしたら改善や成長につながるか考える

この記事を参考に、伝える側も受ける側も、正しいフィードバックを実践していきましょう。

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