社内報ネタ 季節別テーマ24選と社内報づくりのポイント

4.読まれる社内報づくりのポイント

情報を寄せ集めただけではせっかくの良い素材も生かしきれません。

みんなが読みたいと思える社内報をつくるために、おさえておくべきポイントがあります。

届けたい相手を具体的に決める

まず、社内報のターゲットは誰なのかを明確にします。

「社員」と一括りにせず、新入社員やベテラン社員、どの部署の人なのかを具体的に決めましょう。

夏のテーマ例としてご紹介した「お悩み相談コンテンツ」をイメージしてみてください。

ターゲットが新入社員であれば、経験が少ないために抱きやすい悩みが中心の企画になり、中堅社員であれば、自身のキャリアについてなど、経験をある程度積んだからこその悩みが中心の企画になるはずです。

この企画は◯◯に届けたいと具体的に決めることで、ピックアップすべき情報や切り口が変わり、読まれやすい社内報になるでしょう。

届けたいメッセージを決める

今回の社内報で最も伝えたいポイントは何かを決めます。

伝えたい相手に必要な情報と不要な情報を分けて考え、情報の寄せ集めにならないよう意識してください。

社内報を読む人に何を知ってもらいたいのか、さらにはその人の意識や行動にどのような変化をもたらしたいのかをイメージながら進めましょう。ターゲットが自分ごとだと思える内容だと、社内報を読んでもらいやすくなります。

伝え方を決める

届けたい相手と伝えたい内容が決まったら、最後に伝え方を決めます。

「伝え方」というのは、どの媒体で伝えるかということと、どういった切り口で伝えるかという2つの意味があります。

伝えたい内容はテキスト中心のほうがわかりやすいのか、動画や音声を活用したほうが良いのかを考えてみてください。

テキスト中心のほうが良いのであれば、写真も活用しつつ紙媒体で発信すると良いでしょう。一方、動画や音声を用いたほうが相手に届きやすいと判断するのであれば、Web媒体で発信することになります。

最近はWeb社内報も増えてきていますが、紙とWebどちらが効果的かをその時々で判断し、使い分けるのがおすすめです。

また、伝えたい相手と内容によって、その情報の切り口や見せ方は変わってきます。共感を生み自分ごとと捉えてもらうためにはどのような伝え方が効果的か検討しましょう。

社内報代わりに従業員の日々の貢献をみんなで共有!「Unipos(ユニポス)」

5.社内報の3つの参考事例

最後に、魅力的な社内報づくりをしている3社の事例をご紹介します。

(1)社外の人にもオープンに「ensoku!(エンソク)」

人材採用・入社後活躍サービスの提供を行うエン・ジャパン株式会社では、「ensoku!(エンソク)」というオウンドメディアで社内報を一般公開しています(※1)

「ensoku!(エンソク)」は、エン・ジャパンの社員が日替わりでワクワクする出来事を紹介していくスタイルです。

一般的な社内報の情報の届く範囲は社員本人やその家族までですが、あえてオープンにすることで社員の友人や採用候補者などもっと幅広い人々に会社のことを知ってもらえます。

社員一人ひとりが楽しみながら、体験したことや感じたことをありのままに発信できる、生きた社内報の成功例と言えるでしょう。

(2)100社を超えるグループ会社に一体感を生む「DOUBLE WAVE!(ダブルウェーブ)」

総合食品企業のマルハニチロ株式会社では、社内報になるべく多くの社員を登場させることにより、その肌感覚を伝えることを重視しています(※2)

2020年からは新たにWeb版の社内報もスタートさせ、四半期ごとの紙媒体とは別に毎日更新しています。コロナ禍においてもコミュニケーションを充実させる目的があるそうです。

国内75社、海外77社、従業員総勢1万人超えという大所帯だからこそ、従業員の一体感を醸成するうえで社内報は欠かせない存在だと言えるでしょう。

社内報の目的を明確にしたうえで、状況に応じて情報の届け方や頻度を変えながら柔軟に対応していることが、成功の秘訣と考えられます。

(3)社員が自分ごととして捉える「なごみ

住宅・建築事業を中心とする大和ハウス工業株式会社では、社内報を1958年に創刊し、現在も約6万部の発行を続けています(※3)

同社が社内報づくりで大切にしているのは、読み手の共感どころをつくるという点です。

そして、その共感だけで終わらせず、社員が「自分ごと」として意識や行動の変化につなげることを心がけ、魅力的な社内報を作り上げています。

担当者は、「どんなことも『自分ごと』として捉える気持ちが、隣の部署、隣の事業への興味につながっていく」と述べています。また、社内報のマスコットキャラクターを用いて効果的に内容を訴求しているのも、参考にしたいポイントのひとつでしょう。

(参考)

(※1)エン・ジャパン株式会社 ensoku!

https://www.en-soku.com/

(※2)大所帯だからこそ社内報で従業員の一体感を醸成したい(マルハニチロ株式会社) 

https://shanaiho-navi.jp/archives/16189/

(※3)社員が主役になれる社内報づくり(大和ハウス工業株式会社)

https://shanaiho-navi.jp/archives/17061/

6.まとめ

コロナ禍において、社内報の持つ役割はますます重要なものとなってきています。社内報の目的やコンセプトを改めて見直す良い機会かもしれません。

今回ご紹介したポイントを、ぜひ自社の社内報づくりに生かしてみてください。

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