コミュニケーション, 社内コミュニケーション, 社内ツール, 取り組み事例, 人事施策 2019.12.16 (最終更新日 2022.02.16) 社内ポータルサイトの事例と作り方、無料作成サービスを紹介! 5 社内ポータルサイトの作り方・サービス7選 社内ポータルサイトを作成する際の、利便性の高いサービスを7つご紹介します。 5−1 Googleサイト(無料) 検索エンジンで有名なGoogleが提供している「Googleサイト」は、誰でも無料で利用できます。 HTMLの知識は必要なく、パワーポイントのようにパーツを当てはめていくなど、直感的に作り上げることが可能です。 編集権限を他の社員に譲渡できるため、数人で同時に編集することができます。 細部まで細かく作り込むのには向いていないようです。 利用料金 無料 このような人におすすめ ・社内でGoogleのサービスを利用しており、連動させたい ・あまりコストをかけずに社内ポータルサイトを作成したい ▼Googleサイトはこちら https://sites.google.com/new?hl=ja 5−2 WordPress(無料) コーポレートサイトや個人ブログの作成などで有名な「WordPress」は、社内ポータルサイトの作成にも向いています。 CMSという、WEBの知識がなくても操作ができるため、必要な情報の作成や更新がかんたんに行えます。 無料で使える点も大きなメリットであり、運用コストを抑えたい場合におすすめです。 デザイン性やカスタマイズ性が高いWordPressですが、ある程度のHTMLの知識がなければ社内ポータルサイトの作成は難しいかもしれません。 ポータルサイトの作成を請け負う企業に依頼し、WordPress上にサイトを構築。更新を自社で行うという方法もあります。 利用料金 無料 このような人におすすめ ・自由度の高いデザインの社内ポータルサイトを構築したい ・あまりコストをかけずに社内ポータルサイトを作成したい ▼WordPressはこちら https://ja.wordpress.org/ 5−3 XOOPS Cube(無料) 「XOOPS Cube」はWordPressと同じCMSの一種です。 オープンソースのCMSであるXOOPS Cubeは高いカスタマイズ性を持ち、掲示板や記事の投稿機能など、社内ポータルサイト向きの機能を多く備えています。 拡張性が高く、社内ポータルサイトの方向性に合わせたカスタマイズが可能です。無料でダウンロードできます。 利用料金 無料 このような人におすすめ ・オープンソースのアプリを使い、社内ポータルサイトを構築したい ・あまりコストをかけずに社内ポータルサイトを作成したい ▼XOOPS Cubeはこちら https://xoopscube.jp/ 5−4 concrete5(無料) 無料でダウンロードできる「concrete5」は拡張性の高さが魅力で、各種テーマを購入することができます。 CMSなので操作性が高く直感的に扱えるため、社内ポータルサイトの作成が比較的容易に行えます。 閲覧権限やワークフローなど、社内ポータルサイトに必要な機能が揃っているのが強みです。 自作するスキルがない場合は、「社内ポータルパッケージ」を導入することで、プロに作成を依頼することができます。 企業のカラーに合わせたデザインなど、インナーブランディングの強化をめざせます。 利用料金 無料 このような人におすすめ ・CMSにより社員の誰もが更新しやすい環境にしたい ・閲覧権限やワークフローなどの必要な機能を導入したい ▼concrete5はこちら https://concrete5-japan.org/ 5−5 Office 365 SharePoint Online ワードやエクセル、パワーポイントなど、デスクワークに欠かせないソフトを供給しているMicrosoftの「Office 365」は、クラウド型の定額制サービスです。 Office 365のツールの一つ、「SharePoint Online」の活用で社内ポータルサイトの作成が可能になります。 CMSに近い操作性があり、一度枠組みを作ってしまえば社内で更新し続けられるでしょう。 社内SNSとして機能する「Yammer」など、同じOffice 365の機能を使って、充実した社内ポータルサイトを作成できます。 利用料金 Plan1:年額 6,480円(税抜)/1ユーザー Plan2:年額 13,080円(税抜)/1ユーザー ▼利用料金について詳しくはこちら https://licensecounter.jp/office365/plan/spo.html このような人におすすめ ・Office 365のアプリと連動させたい ・Office 365をベースに制作会社に開発を依頼したい Office 365はこちら https://www.office.com/?omkt=ja-jp 5−6 kintone サイボウズが運営する「kintone」は、カスタマイズ性の高い社内ポータルサイトの作成が可能です。 エクセルのデータやメールなどの情報を1箇所に集約でき、社員が閲覧しやすい状況を作れます。 過去のデータは全文検索機能により、スムーズに検索できるのが強みです。 データを確認しながら複数人でのコミュニケーションが取れるため、別途ミーティングの時間を設けることなく意思決定ができるようになるでしょう。 不正アクセスへの防止対策が整っているので、社外でのリモートワークなどにも対応。社員のさまざまな働き方に合わせた運用が可能です。 利用料金 ライトコース:月額780円(年額9,170円)/1ユーザー スタンダードコース:月額1,500円(17,640円)/1ユーザー ▼利用料金について詳しくはこちら https://kintone.cybozu.co.jp/price/ このような人におすすめ ・社内の情報を1箇所にまとめ、閲覧しやすい状態にしたい ・社内のコミュニケーションを活性化させたい ▼kintoneはこちら https://kintone.cybozu.co.jp/ 5−7 Global Portal パナソニックの企業ポータルサイト構築システム「Global Portal」は、社内情報やスケジュールを一元管理。 情報共有を促進し、社員の業務効率化をサポートします。「Global Doc(文書管理システム)」により、社内だけでなく、社外で仕事をしている社員が常に最新の情報を得られるのも強みです。 テレワークをしている社員や請負業務者との、スムーズな関係性を築けます。 ユーザーやグループ単位でアクセス権限を設定できるため、セキュリティ面も安心が持てます。 利用料金 要問い合わせ ▼問い合わせはこちら https://www.panasonic.com/jp/business/its/globalportal/sec/contact/agree.html このような人におすすめ 管理部門の問い合わせの省力化をめざしたい HTMLの知識がなくてもページの作成や更新がしたい ▼Global Portalはこちら https://www.panasonic.com/jp/business/its/globalportal.html 6.まとめ 社内ポータルサイトは企業情報を集約した入り口として、多くの社員の業務効率を向上させるために欠かせない存在になりつつあります。 社内ポータルサイトの運営によって、以下のような目的のために高い効果を発揮します。 ・書類データやメールの管理を一元化する ・ニーズの高い情報の集約による、特定部署への問い合わせ回数の削減 ・社内のコミュニケーションを活性化させる 企業が抱える課題解決のために、社内ポータルサイトをうまく活用していきましょう。 根本的なコミュニケーション不足の問題は、〇〇にあり?!組織の生産性を下げる「プロセス損失」を防ぐ方法とは 1 2 組織に関する悩みを解消しませんか?改善するためのヒントや実践方法をご紹介! テスト