心理的安全性がない組織はどうなる?行動特徴や測定方法を紹介

「心理的安全性が高い=仲が良い職場」は間違い!チーム作りの注意点

組織の心理的安全性が向上すると、メンバー同士のコミュニケーションが進み、個々がリラックスして仕事に取り組めるようにもなります。一方で仕事に対する責任感や意欲が欠けているメンバーは、楽ができると勘違いすることがあるので注意しましょう。

上司が適切なタイミングで部下へのフォローを行ったり、社員一人ひとりに目標や責任を与えたりして、目標達成のために全員がひたむきに前進できる組織づくりが大切です。心理的安全性が高い環境はあくまで自分の能力を最大限引き出せる場と捉えてもらい、社員同士が馴れ合うのとは違うと認識してもらいましょう。

参考:「心理的安全性の作り方・測り方。Google流、生産性を高める方法を取り入れるには」(https://www.dodadsj.com/content/190318_psychological-safety/)

心理的安全性を高めるための方法

組織の心理的安全性を高めるためには、前述した4つの不安を解消することが大切です。組織やマネジメント層ができる方法と、社員個人でもできる方法をいくつか紹介します。

組織やマネジメント層ができること

日本の企業の多くがトップダウン型の組織ですが、社員がマネジメント層に自分の本音を伝えるのは難しい傾向です。組織の心理的安全性を高めるためには、役職や年齢などにとらわれず、すべてのメンバーが対等に意見交換できる風通しの良さを重視しましょう。社員の誰もが活発にコミュニケーションを取れる状況は、心理的安全性が高いといえます。

たとえば上司と部下との対話を「1on1」で行い、部下から上司へ意見できる機会を作ると、心理的安全性を高められます。1on1を頻繁に実施し、仕事内容だけでなく部下の価値観を知れるような雑談も交えると、より有意義になるでしょう。

また、評価基準が個人の成果による場合、社員が周囲の目を気にしすぎたりミスを恐れたりして、安心して仕事ができないことがあります。個人単位ではなくプロジェクトやチーム単位で評価する、または個人の成果によってランク付けをせず、細かい目標設定とフィードバックでその都度評価する「ノーレイティング」を行ってみてはいかがでしょうか。

個人でできること

課題や問題に対してネガティブに反応するのではなく、ボジティブに考えるように意識しましょう。ほかのメンバーに対しての受け応えをポジティブにするだけでも、組織の心理的安全性が高まります。

仕事の目標や成果を互いに共有し、業務内容が見える状態にしておくことでメンバー間の信頼関係が強固になります。競争するのではなく自然と協力し合える組織でなら、心理的安全性を保てるでしょう。

仕事の場では適度な緊張感が求められますが、あまりにも緊張感が高すぎるとメンバーが萎縮してしまい、意見が出にくくなってしまいます。飲食を交えたミーティングや退社後の飲み会などを、精神的な負担がかからない範囲で行ってもよいでしょう。

参考:「心理的安全性の作り方・測り方。Google流、生産性を高める方法を取り入れるには」(https://www.dodadsj.com/content/190318_psychological-safety/)

まとめ

「心理的安全性」とは社員の誰もが不安や恐れを感じることなく、自由に振舞ってもほかのメンバーから拒絶されない状態をいいます。心理的安全性の高い組織では社員が個々に能力を発揮できるため、組織全体の生産性アップにもつながるでしょう。

心理的安全性が保たれているかどうかは、「心理的安全性を測る7つの質問」を用いて判断できます。そして心理的安全性を向上させるためには組織に合った方法を選び、毎日の業務の中で実践しましょう。

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