心理的安全性の高いチームの作り方!今すぐ使える8つの実践方法

4.心理的安全性が高いチームを作る上での注意点

最後に、心理的安全性が高いチームづくりに取り組む上で注意したい点を2つ、お伝えします。

4-1.心理的安全性が高い=仲良しでユルい職場ではない

「心理的安全性を高める」と聞くと、次のような懸念を示す人がいます。

「職場が仲良しグループみたいな雰囲気になるのは困る!職場は学校じゃないんだ!」

「雰囲気がユルくなる分、プレッシャーが減って成果が下がるのではありませんか?」

結論からお伝えすると、これらは心理的安全性とは無関係です。心理的安全性は、仲良しでユルい職場を作るためのものではありません。

心理的安全性を高めることは、心理的安全性が低いことによって起きる「従業員の、会社にとってマイナスになる態度」を排除することともいえます。

会社にとってのマイナスになる態度の例を挙げましょう。

・会社のためには言うべきことなのに、反論されるのが怖くて言えない

・すぐ不機嫌になる上司に気を遣って、YESマンに成り下がっている

・失敗して査定にひびいたらイヤだから、チャレンジしない

・助けを求められる雰囲気ではないので、仕事をひとりで抱え込む

・皆の前で叱責されたのがトラウマで、以降ミスは隠している

心理的安全が低いまま放置することは、企業にとって大きなリスクとなることが、おわかりいただけるのではないでしょうか。

心理的安全性が高くなれば、皆が気兼ねなく、のびのび働けるようになります。表面的な仲良しチームごっこをしていた会社では、逆に意見の対立が目立つようになるかもしれません。

あるいは、遠慮して厳しい意見を言いづらかったメンバーたちが、健全なプレッシャーをかけ合う関係性へ変化するかもしれません。

心理的安全性が高いチームは生産性が上がり、成果を上げやすくなります。当然、企業の業績向上につながっていきます。

4-2.心理的安全性を高めるためには意図的な促進が欠かせない

前の章では、心理的安全性を重視している国内企業の事例として「ねぎしフードサービス」「カヤック」をご紹介しました。

これらの事例からもわかるように、心理的安全性は放っておいて自然と高まる類いのものではありません。心理的安全性が高い企業は、高めるための意図的な働きかけを行っています。

「心理的安全性を高める」と決めたら、そのための施策をきちんと行っていくことが重要です。まずはこの記事でご紹介した8つの実践方法からスタートしましょう。

心理的安全性は意図的に促進しないと向上しませんが、施策を行えば行っただけ、徐々に上がっていくものでもあります。ぜひ、今日からコツコツと実践してみてください。

5.まとめ

心理的安全性を高めるためには、対人リスクの排除が必要です。対人リスクとは、無知・無能・ネガティブ・邪魔などと思われる不安のこと。

対人リスクを排除するための実践方法として、以下の8つをご紹介しました。

チームメンバーを人として承認する

マネジャー(上司)自身が自己受容する

マネジャーがチームに弱みをさらけ出す

④1on1(ワン・オン・ワン)を行う

価値観や想いをベースにした会話を増やす

愚痴や不満を建設的な言葉で言い換える

心理的安全性を損なう評価制度を改善する

感謝の気持ちを見える化する

心理的安全性を重視している国内企業には、ねぎしフードサービスやカヤックがあります。

心理的安全性が高いことと、職場の仲良し度・ユルさは無関係です。むしろ心理的安全性が高い職場には、本音で意見をぶつけ合い、意見の対立も恐れない活発さがあります。

心理的安全性は、勝手に高まることはありません。高めるためには、意図的な促進が必要です。

ぜひ8つの実践方法を通して、心理的安全性の高いチームを作っていってください。それが、企業の成長へつながっていきます。

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