チームビルディングとは?意味、目的、成功事例を詳しく解説!

チームビルディングのメリット

チームビルディングのメリットについても解説していきます。

チームビルディングのメリットとしては、「パフォーマンスの向上」「モチベーションアップ」「離職率の低下」「ストレス軽減」「アイデアが出やすくなる」などが挙げられます。

パフォーマンスの向上とモチベーションアップについては、メンバーの得意不得意や能力、考え方を知ることで最適な役割分担や人員配置を行うことができます。

最適な役割分担ができれば、チームのパフォーマンス向上はもちろん、メンバーのモチベーションアップにも繋がります。

次に、離職率の低下について説明します。

リクナビNEXTが退職者100人に対してアンケートをとった退職理由のTOP10が次の通りです。

「1位:上司の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)」

「2位:労働時間・環境が不満だった(14%)」

「3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)」

「4位:給与が低かった(12%)」

「5位:仕事内容が面白くなかった(9%)」

「6位:社長がワンマンだった(7%)」

「7位:社風が合わなかった(6%)」

「8位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)」

「9位:キャリアアップしたかった(6%)」

「10位:昇進・評価が不満だった(4%)」

1位、3位、6位が職場の人間への不満です

これが全体の43%を占めていることからもわかるように、人間関係を理由に離職するという人が多いのは間違いありません。

さらに、2位の労働時間・労働環境や、5位の仕事内容に関してもチームビルディングで解決できる可能性もあります。また、10位の評価に対する不満を取り除くこともできるかもしれません。

給与や会社経営に関しては直接影響することはありませんが、離職しようと考える原因の8割近くを解消できるということを考えると、チームビルディングの大切さがわかるのではないでしょうか。

「ストレス軽減」と「アイデアが出しやすくなる」という点についても、チーム内の風通しが良くなれば、当然改善される点です。

厚生労働省が調査した結果によると、メンタルヘルスの不調により連続1カ月以上休業した労働者がいる事業所の割合は6.7%です。現代社会において、労働者のストレス軽減は解決しなければならない課題の1つになっています。

離職理由の4割以上が職場の人間関係だったことからもわかるように、人間関係はストレスと大きな関わりがあります。チームビルディングによってストレスを軽減することができれば、メンバーのメンタルヘルスを守ることができるのです。

また、そのような風通しの良いチームであれば、アイデアも出しやすくなるので、チームのパフォーマンス向上にもつながります。

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チームビルディングを実行する具体的な内容と注意点

ここで、チームビルディングを実行する上でどのようなことを取り入れればよいのか、事例を交えて解説します。

また、チームビルディングを行う際の注意点についてもお伝えします。

まずチームビルディングを実施する際は、チームの状況に合わせた内容を選ばなくてはなりません。チームの状況や関係性に合った内容を選択することで、より効果を高めることができます。

新入社員研修など、まだメンバーがお互いのことをよく知らない場合は、まずはお互いを知るきっかけを作りましょう。ゲームのように気軽なもので、お互いに打ち解けられるようなものがおすすめです。

・他己紹介

簡単なものだと、他己紹介などが良いのではないでしょうか。チーム内でペアをつくり、お互いに自己紹介をした後、チーム全体にペアの紹介をします。

自己紹介だと、意外と他人の話を聞き流してしまいがちです。しかし、他己紹介は後からその人のことをみんなに紹介しなければならないので、相手の話を聞き洩らさないように自然と集中します。

・人狼などのゲーム

また、メンバーが乗り気であれば、人狼ゲームや脱出ゲームのような、お互いが協力したり会話をしたりしなければならないゲームや、意外な一面を知ることができるゲームなどを取り入れてみることもおすすめです。

・キックオフミーティングの実施

チームが動き始める際には、キックオフミーティングと呼ばれる会議を開くことが重要です。

キックオフミーティングでは、プロジェクトの目的や概要、達成するべきゴールなどをチーム内で共有します。チームビルディングにおいて重要なのは、メンバー一人ひとりが主体性を持って取り組むということです。

仲良くなって、チームの雰囲気は良くても、自分たちが何のためにこの仕事をしているのかを理解しなければそれは良いチームとは言えません。チームの目的はあくまでもそのプロジェクトを成功させることなのです。

チームが動き出す前に、メンバー全員がプロジェクトの内容を把握し、ゴールを共有することは必要不可欠だと言えます。メンバーがお互いを知り、達成するべきゴールが共有されて初めてチームが動き出します。

・意見の食い違いは悪いものではない

しかし、チームが動き始めると意見が食い違うこともありますし、メンバー間での衝突も生まれるでしょう。

この衝突自体は決して悪いものではありません。メンバーに主体性があるからこそ衝突が起こるのです。何も考えずに与えられた仕事をこなしていくだけだったら、そもそも意見の食い違いや衝突などは起きません。

ただ、これを放置してしまうと、チームは崩壊します。この衝突を活かしながらチーム内のコミュニケーションを促進するようなことを取り入れましょう。

・NASAゲームでコミュニケーションを促進

例えば、NASAゲームなどを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

NASAゲームは、遊び感覚でできるゲームなのですが、お互いに意見を出し合い、相手の意見を尊重しながら話し合いを進めるきっかけになります。

NASAゲームの設定は、月面に不時着して遭難したメンバーが無事に母船にたどり着くために15個のアイテムを重要な順に並べるというゲームです。

15アイテムとは・マッチの入った箱・宇宙食・ナイロン製のロープ・パラシュート・ソーラー発電の携帯用暖房機・ピストル・粉ミルク・酸素ボンベ・月から見た星座表・救命ボート・磁石コンパス・水・信号用照明弾・注射器入り救急箱・ソーラー発電式FM送受信機です。

この15アイテムの優先順位は、模範解答としてNASAが実際に順位をつけているというのがポイントです。

その順位を知らない状態で、まずは個人で考え、その後グループで話し合って最終的な優先順位を確定させます。お互いの知識や考えなどを話し合いながら、納得できたものはチームとして優先順位を上げ、そうでないものは下げていくという作業の中で話し合いが自然とできるのです。

最終的にNASAの模範解答に近ければ良いですし、遠かったとしてもチーム内で振り返りや反省をすることで意味のあるものになります。

・チームとしてのまとまり、良い雰囲気をどう維持するか

こうした衝突や意見のぶつかり合いを経て、チームがまとまってきたら、ゲームを取り入れる必要はありません。すでにチームで話し合いを行えるだけの関係性は作りあがっているはずです。

ここから先はチームとしてのまとまりや、良い雰囲気を維持するために、リーダーが主体となって顔を突き合わせる機会を作ることが大切です

例えば、毎週水曜日はチームでランチを食べるなどが良いでしょう。普段は思っていても、わざわざ仕事中に言うほどでもないかというようなアイデアが出てくるかもしれません。

また、何か不安を抱えていたり、業務がうまくいっていなかったりするメンバーに気づくきっかけになります。何となく言いにくそうにしているなと感じたときには、飲み会などを開いてランチ以上に本音をさらけ出せる場を用意しても良いかもしれません。

こうしたチームビルディングを行う上での注意点は、メンバーの性格を把握して、無理強いはしないということです。ゲームのような形式で関わっていくのが楽しいと思う人もいれば、苦痛に感じる人もいます。ランチや飲み会に関しても同様のことが言えます。そういったメンバーには無理強いせず、別の形で意見やアイデアを出せる場を作ることを心がけましょう。

また、今回紹介したNASAゲームなどは、あくまでもチームビルディングの一環です。これさえすればチームがうまくいくというわけではありません。

チームビルディングの本質は、チーム全体で目標を共有し、メンバーを知ることでチームのパフォーマンスを上げることです。

NASAゲームなどは、メンバー間の壁をなくすことが目的で、気持ちの高め方の1つにすぎません。ゲームを取り入れることや、ランチを開催することは有効な手段ではありますが、チームビルディングの本質ではありません。

それ以上にリーダーがメンバーのことを知ろうとする姿勢や、チームの方針についてメンバーに伝わるように説明する態度が大切なのです。

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チームビルディングを活用して目標達成に向かったチーム作りを!

1人では達成できない目標も、チームでなら達成することができます。メンバー一人ひとりが目的意識をもって自発的に動けるチームになるためには、お互いを知ることが重要です。

そして、自発的にアイディアを出して、動くことができる環境づくりをしていかなくてはなりません。

チームビルディングを活用して、目標達成に向かって一丸となれるチームを作っていきましょう。

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