チームワークを高めるリーダーシップとは? リーダーに必要な資質とチームワーク向上のコツ

5.リーダーが明日から実践できるチームワーク向上のコツ

チームワークを今すぐにでも向上させたい場合、何から取り組むのがよいでしょうか。以下にリーダーが明日から実践できるチームワーク向上のコツを2つほど紹介します。

①ビジョンや目標をチーム全体で共有する

まずはリーダーがチーム内の状況を鑑みて、ビジョンや目標をチーム全体で共有することを目指しましょう。

ビジョンや目標は、チームが共同して業務に取り組むためのエンジンのようなものです。

まとまりのないチームは、リーダーがそうしたビジョンや目標をしっかり示せていない場合があります。ですから、チームの方向性を定め、メンバー全員がチームの目指すべき目標を見据えられるように仕向けることが大切です。

とはいえ、チームが共有するビジョンや目標は、何もリーダーが一方的に示す必要はありません。

チームで共有するものだからこそ、チームの皆でビジョンや目標を提案し合い、一緒に作っていくというのもひとつの手です。

そして、単にビジョン・目標を考えるだけではなく、作り上げたビジョンを言語化していくというプロセスも重要です。

言語化することで自分事として捉えやすくなり、示されたビジョンや目標をよりチーム全体で共有しやすくなります。

②コミュニケーションの活性化

また、チームワークを高めるためには、コミュニケーションの活性化も欠かせません。

まとまりのない組織は、多かれ少なかれコミュニケーションが不足しています。

コミュニケーションの活性化は、一時的なものであってはならず、量的にも質的にも継続的に行われなければチームワークの向上にはつながりません。

そのため、まずはコミュニケーションの量を確保するために、メンバーの特性に合わせたコミュニケーション方法を模索しましょう。対面が良いのか、それともチャットやSNSが良いのか、リーダーがメンバー構成などを考えて方法を示します。

ただし、量が増えるだけでは、コミュニケーションが本当に活性化したとはいえません。

どういうコミュニケーションを取るのか、その質や内容も重要です。

したがって、グループチャットで内容を確認するなどして、コミュニケーションの質を担保できるようにリーダー自身も積極的にコミュニケーションの場に参画しましょう。

その際、メンバーが参加しやすいコミュニケーションツールを活用できていれば、一過性のムーブメントでは終わらず、コミュニケーションの活性化を継続していくことができます。

チームワークが発揮されている組織の特徴とは

互いの強みと弱みを補い合える

どれほど優秀な人材でも、往々にして得手不得手があるものです。

企業が組織で事業活動にあたるのは、そうした優秀な人材にも得意な仕事と苦手な仕事があることを理解しているからです。

チームを組んで業務を進めれば、ある人の苦手を別の人の得意で補うことができます。

特にチームワークがよく発揮されている組織では、メンバー同士がお互いの能力を理解しているので、いわば互助的に業務が遂行されていきます。

たとえ苦手を抱えているメンバーがいたとしても、よく組織されたチーム内にいれば、その苦手が目立つことはほとんどありません。

メンバー全員が、自分の役割に忠実に働くことができているのです。

仕事の効率が良い

また、チームワークの発揮された組織は、作業効率がよく、無駄な仕事に従事する時間もほぼありません。

皆がモチベーションを高め、情報や進捗を共有し、適切な役割分担の中で動いているので、余計な業務そのものが生まれにくい組織体系になっているのです。

その分、残業なども削減でき、適度な負担の中で毎日の仕事に取り組むことができます。

残業も少なく、自分に合った仕事に従事できれば、そのことがまた仕事のモチベーションにつながり、チーム全体の能率や生産性の向上にも貢献していくでしょう。

チームワークとは、そうした生産性を生み出す中心核のようなものです。そして、チームの一員にとっては、チームワークが働く意欲を形成し、自分らしく活動できるかどうかの鍵を握っているともいえるのです。

リーダーに必要なのは仕事の能力ではない! 気負わずに自分なりのリーダー像を模索しよう

チームワークの向上にリーダーの果たす役割は非常に大きなものがあります。

しかし、チームワークはリーダーがひとりで形成するものではなく、チーム全員で形作っていくものです。

リーダーには、その補助の役割を担い、縁の下の力持ちとして支えていくような人物像が求められます。

リーダーに必要なのは仕事の能力ではなく、何より人柄です。もし、組織を担う立場になったら、気負わず自分のできることから始めましょう。

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