会社のチームワークを高める! スローガンの決め方や具体例を紹介

5.偉人や有名人の言葉からスローガンを考えてみよう

成功を収めた偉人や有名人の発言も、スローガン作りの参考となるものの一つです。

成功するまでの苦労や、歴史に名を残す人物だからこその価値観などは、会社の在り方にも通じます。以下に3つほど紹介していきます。

①哲学者ルソー「慣習とは反対の道を行け。そうすれば常に物事はうまくいく」

これからの時代は経営資源の在り方やテクノロジーの革新がめまぐるしい速度で進み、事業環境や価値観がこれまでとは大きく変わっていくことが予想されています。

そのような中で企業に必要なのは、価値観をアップデートしたり新しいことに挑戦したりするための、これまでと違ったことを恐れない勇気です。

この発言には、そのようなチャレンジ精神が説かれています。

②喜劇王チャップリン「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見ればコメディだ」

この発言は、物事を多角的に見ることの重要性を説いています。

新しいものの発信は多くの企業にとっての命題ですが、それは簡単なことではありません。時代が進むにつれて人類が成し得ていないものは減り、「新しい」のハードルがどんどん上がっていくためです。

しかし、この発言のように物事を多角的に見れば、今まで気づかなかったことに可能性を見出せるかもしれません。

また、この発言には長い目で見れば悲しいこともポジティブに捉えられるという励ましの意味も含まれているため、自社の存在を盤石にするためチャレンジしている若い企業には特におすすめです。

③細菌学者 野口英世「私はこの世に何かを成すために生まれてきた」

人にもそれぞれ可能性があり、夢を抱いている人も多くいます。

しかし、人は生まれたばかりの状態では自我を持っていませんが、企業はほとんどが何らかの目的を持ち、それを実現するために作られました。

歴史の短い企業は目的を見失わないために、長い企業は初心に帰るために、ぜひ留めておきたい言葉です。

ここに例に挙げた発言はスローガンとしては成功するための意識を啓発してモチベーションを高める方向性のものですが、こうした発言はメンバーが心を一つにする意味合いが強いので、チームワークを向上して力を合わせるためには特に効果的と言えるでしょう。

6.四字熟語や英語からスローガンを考えてみよう

四字熟語や英語のフレーズなどは、ある程度の長さの言葉が教訓や知識として脈々と時代に引き継がれているという観点から見れば、スローガンの原点とも捉えられます。

以下にスローガンの例となるフレーズを3つ紹介します。

①「一味同心」

これは共通の目的を持ち、心を同じくするという意味の四字熟語で、チームワークを向上して力を合わせるために必要な思いがそのまま込められています。

他にも「一心同体」など、団結力を意味するフレーズは古くから数多く存在しています。

それだけチームで心を通わせ、力を合わせることが古くから重要であったということです。

そのままの意味ではありますが、チームワークに価値を見出すためのスローガンであれば、これがシンプルイズベストな答えと言えるでしょう。

②「切磋琢磨」

これは仲間やライバルが互いに励まし合い、高め合うという意味の四字熟語で、漢字それぞれに石などの素材を切ったり磨いたりする意味が含まれています。

この四字熟語には仲間同士で絆を深めるだけでなく、ライバルとして競いながら高め合うという意味が含まれている点が、前述の「一味同心」などとの違いです。

メンバーがともに仕事をする仲間でありライバルとして馴れ合いではなく競い合い、皆が成果を上げるようなチームワークを思い浮かべている場合は、こちらの方が良いでしょう。

③「Second thoughts are best.」

これは言語的にも面白いフレーズで、日本語では「考えすぎるということはない」という意味を持ち、「再考は最高である」という訳し方もできます。

今日ではさまざまな思考法が発案されているように、考えることは問題解決やアイデア発想の根本となる非常に重要な行為です。

人間は意識的にしろ無意識にしろ、何らかの思考をもとに行動しているため、思考の質が変わればすべての行動の質が底上げされます。

多くの思考法で共通するのが、一つの発想をより深掘りする再考です。再考の癖が身につけば、新たなひらめきを呼んだり思いつきの案からリスクを予測したりと、さまざまな場面で役立ちます。

人は昔から、四字熟語や英語のフレーズに伝わる教訓に助けられてきました。一般常識として既に知っている人も多いフレーズをスローガンとして使えば、イメージの齟齬が起こりにくく、馴染みやすいというメリットもあります。

これらフレーズは覚えやすい字の構成を取り入れたり韻を踏んだりしているため、内容だけでなく構造面でもスローガン作りの参考として役立つでしょう。

7.スローガンで会社のチームワークを高めよう

会社の在り方や理念を表す標語であるスローガンは、対外的に会社の認知度を高めるだけでなく、社内の合言葉としてチームワークを高める効果を持っています。

経営理念などを落とし込んでテーマを設定しつつ、ポジティブで伝わりやすい言葉を使ってスローガンを設定しましょう。

考えるのが難しい場合は、有名企業のスローガンや偉人の言葉、四字熟語などの研究が心を掴むスローガン作りに役立ちます。

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