仕事におけるチームワークとは?チーム力の重要性と高めるための5つの方法

2 チームワークを高めるための5つの方法

では、実際に社員同士のチームワークを高めるにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、以下の5つの方法をご紹介します。

  1. リーダーがメンバーを取りまとめる
  2. チームとしての目標を意識する
  3. メンバーの役割を明確に
  4. 柔軟なコミュニケーションの実施
  5. メンバーのスキルを合わせる

チームをうまく統率できる人材によるリーダーシップの発揮や、メンバー間の友好的な人間関係に加え、チームの選定に携わるポイントについてまとめました。

2−1 リーダーがメンバーを取りまとめる

 チーム力発揮を左右するのが、リーダーの存在です。

スキルや経験、個性が異なる社員同士をとまとめ、各自が能力を発揮できるチームづくりのためには、チームの中心となる人物の存在はカギです。

とはいえ、現在は徐々に「強いリーダーシップを持った1人の人物が、他のメンバーをぐいぐい引っ張っていく」

といった形だけが正解ではないことが、様々な現場で実証されています。

「サーヴァント・リーダーシップ(メンバーを支えて活躍を支援する)」、「オーセンティック・リーダーシップ(メンバーにありのままの姿を見せる)」

など様々なリーダーのスタイルが研究されており、そのチームの性質、リーダーの性格、その時々の状況などにより、柔軟にリーダーシップスタイルを選択していくことが大切だと言われています。

例えば、カルビー人事トップの武田氏は「オーセンティック・リーダーシップ」を実践していて、以下のような気持ちで、日々社員と接しているそうです。

「自分が鎧を脱いでオープンマインドになることで、相手もオープンマインドになってくれる。相手よりもいつでも1枚多く鎧を脱いで接することが大事」

カルビー人事トップ武田氏が語る 転換期の人事の心構えと現場との信頼の築き方

自分の性格やチームの性質、その時の状況などを考慮しながら、リーダーシップスタイルを使い分けていきましょう。

2−2 チームとしての目標を意識する

 チームの目標を全員で共有することはとても大切です

それぞれの個性が発揮できる土壌を整えたとしても、その先のゴール、目標を全員で共有できていないと、各自がてんでバラバラな方向に伸びていってしまいます。

共有する目標は、具体性のあるものが効果的です。目標、達成までの期間を定め、チーム全体で追っていくのです。

  • 今月の受注件数を、前年比110%にする
  • 既存のウェブサイトを改善し、アクセス数を3ヵ月後に150%にする
  • 今後半年で、顧客からのクレームを毎月5件ずつ削減する

上記のような具体性のある目標にするとよいでしょう。

また、あまりに高すぎる目標を設定した場合、チームのメンバーが「それはちょっと無茶では…」と思い、モチベーションが下がってしまう場合があります。

ですので、最終目標とは別に中間目標を決めておき、段階を踏んで達成していけるように工夫しましょう。目標へ向かう途中でチームがバラバラになることを予防できます。

2−3 メンバーの役割を明確に

 チームワークを上手く発揮させるには、メンバー同士の役割を明確にすることが欠かせません。

チームが定めた目標に対して、各メンバーが自分の役割を自覚し、互いの役割を認識し合うことで、求められる能力を発揮しやすくなります。

メンバー1人ひとりの強みと弱みを把握し、適切な役割を配分を行い、全体で共有しましょう。新しくチームを作る際には、予め得意分野が異なるメンバー同士を選定しておいてもよいかもしれません。

メンバー同士が長所を発揮し短所をカバーし合えるよう、リーダーがメンバー1人ひとりの特質を把握することが重要です。

2−4 コミュニケーションの量と質を上げる

 安定したチームワークを持続するためには、メンバー同士の良質なコミュニケーションが重要です。

互いの性格、仕事上の得意不得意、仕事に対する価値観など、メンバー間の相互理解を深めておくと、仕事上のコミュニケーションも円滑になりますし、チーム意識も高まります。

月に一度でもいいので、チームで定期的に相互理解を深める時間を持つとよいでしょう。(チームの相互理解を高めるワーク、実践のヒントは「変化に強いチーム育成実践BOOK」にも載っていますのでひご活用ください)

チャット、社内SNS社内ポータルサイト内の掲示板、ピアボーナスサービスなど、ツールを使って、普段のささいなコミュニケーションの量を増やしていくことも効果的です。

2−5 メンバーのスキルを合わせる

 チームを結成する際には、個人の知識やスキルをベースにしますが、能力がある程度均等になるようにするのが効果的です。

チーム内でメンバーの能力に大きな差がある場合、高いスキルを持つ社員に負担が集中しがちになります。特定のメンバーだけが活躍する状況ではチームワークが十分に発揮されているとはいえません。

メンバー同士がお互いをライバル視しながら、切磋琢磨できる環境を作ることで、継続したチーム力の向上が期待できます。

チームワークによる相乗効果を高めるためには、リーダーが主体となり、メンバーの育成にも力を入れていきましょう。

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