
3 仕事上でチームワークを高める5つのメリット
チームワークを高めることで得られるメリットは多くあります。
中でも代表的な5つのメリットをご紹介します。
1.メンバー同士でサポートし合える 2.メンバーのモチベーションアップ 3.お互いの成長を刺激し合える 4.生産性の向上が期待できる 5.新たな気づきを得られる |
チームワークの発揮により、社員同士の自己成長を促進できるのです。
3−1 メンバー同士でサポートし合える
チームの目標達成をめざす過程においては、メンバー同士の協力が欠かせません。それぞれに得意分野を持つ社員同士、他のメンバーの苦手とする部分を補いながら働くことで、自然とサポートし合える関係性が構築されます。
困難な課題を乗り越えることでメンバーの成功体験となり、チームの更なる成長が期待できます。チーム内でお互いを認め合い、大切にする姿勢を身につけられるよう、リーダーのサポートが大切です。
3−2 メンバーのモチベーションアップ
仕事を進めるにあたってモチベーションを高く持つことで、自信を持って業務に取り組め、効率的に進められるようになります。チームで仕事を進めていくと、個人で行うよりもモチベーションを高めやすくなります。
個人で進める仕事は自分の裁量の範囲内に収まってしまいますが、チームで働く場合は周囲からの反応や意見をもらいながら進めることになります。自身が持つ知識やスキルに対する周囲からの評価を得られることで、役に立ちたいという気持ちや更なる成長意欲を高められるでしょう。
チームワークによる相乗効果は、お互いのモチベーションを高めることにもつながるのです。
3−3 お互いの成長を刺激し合える
チームで仕事を進めている間は、メンバー間の働き方を間近で見る機会が増えます。他のメンバーがどんなやり方で仕事を進めているのかを知ることにより、大きな刺激を受けられるでしょう。自分よりも優れていると思う部分を取り込んだり、自分なりの仕事の進め方に対する気づきを得られます。
仕事に対する考え方や姿勢を学ぶことで、向上心を高められるでしょう。
結果として、自分の長所を伸ばしつつメンバーのよいと思う部分を取り入れることで、成長が期待できます。
3−4 生産性の向上が期待できる
チームワークの発揮によって、お互いにサポートしたり刺激し合ったりした結果、企業内に高い生産性をもたらします。社員の得意分野に注力した働き方ができるよう、リーダーが適切に業務を振り分けることで、チーム内でのメンバー間の強みが発揮され、業務が効率化されるのです。
逆に、各社員が苦手とする分野を得意なメンバーが担当すれば時間のロスを廃し、クオリティの向上が期待できます。
チームを組むことで、単純な足し算ではなく、より大きな相乗効果を生むのです。チームリーダーがしっかりとメンバーの動きを把握することで、個人で取り組むよりも仕事のスピードを大幅に早められるなど、チームワークの発揮が大きなメリットとなるのです。
3−5 新たな気づきを得られる
チームワークのメリットは作業効率を高め生産性を高められることだけではありません。お互いに刺激し合う中で業務改善や自己成長につながる、新たな気づきが得られるのです。
複数で業務にあたる中で、改善すべき問題の抽出や、その解決策を見い出せるケースがあります。
与えられた役割だけをこなすのではなく、チーム力向上のための行動力も求められるのです。
気づきを得るためには、周囲からの意見やアドバイスを受け止めることも大切です。
メンバー内で気づいたことや改善すべき点は、積極的に意見交換できるよう、チームリーダーが場をうまくコントロールすることが求められます。
馴れ合いではなく、お互いに切磋琢磨できる環境でこそ、チームの総合力が高まっていくのです。
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