【管理職必読】若手社員の悩みを解消する為の3施策と5つの指導方法

3.最近の若手社員の傾向と対策

最近の若手社員の傾向と対策をご紹介します。

・学生気分が抜けず、幼い
・自分の頭で考えず、すぐに「正解」を求める
・人から注意されたことに敏感に反応する

彼らは、「デジタルネイティブ世代」と言われています。生まれた時にはすでにパソコンやスマートフォン、インターネット、各種ゲーム機が存在しており、それらに囲まれて育った世代です。情報を取得する能力に長けている反面、失敗を恐れる傾向が強いので、忍耐強く若手社員の成長を促しながら、プロセスを見守ることが大切です。

3-1.学生気分が抜けず、幼い

新卒で入社してから半年程度、学生気分が抜けないくらいであれば大目に見ることもできますが、社会人生活を始めてからすでに23年経っているのに、まだ学生気分が抜けない若手社員が多い傾向があります。昔と違うのは、幼さが残る行動を恥ずかしいとか格好悪いと思うことが少なく、社会人として模範的な行動を取ることを「ダサい」と思ったり、「老化」と捉えてしまうといった極端な考え方を持っている若手も少なくありません。

【対策】
早く大人になって欲しいからといって、きつく叱っても効果はあまりありません。まずは、社会人として確実に行動ができたときは必ず褒めるようにして、成長のプロセスを見守っていることをアピールしましょう。今の若手は「承認欲求」が強い傾向もあります。「会社はあなたに対して、こういう役割を求めていて、大いに期待している」ときちんと説明すれば、理解でき納得もしますので、成長を促すのであれば、承認欲求を満たしてあげるようにしましょう。

3-2.自分の頭で考えず、すぐに「正解」を求める

小さい頃からゲーム機器に慣れ親しみ、携帯電話やスマートフォンを駆使して情報を得ていた若手世代は、すぐに答えを求めようとしてしまう傾向があります。失敗することを極端に恐れ、正解がわからない状態のままでいることは非常に不快に感じるので、自分で答えを考えるのでなく人に聞いたりネットで検索するなどして、手軽な方法で正解を求めてしまう傾向があります。

【対策】
仕事に慣れていくうちに、仕事に100%の正解は少なく、時には人に聞いても検索しても、正解が見つからないケースもあることを知るはずです。また、自信を持って正解だと思ってやったことが失敗に終わるといったプロセスを通して、過去の正解が必ずしも現在の正解ではないことを知ることもあるでしょう。時間はかかりますが、失敗をたくさん経験させてみることが大切で、失敗したときに「失敗の原因」について、しっかりと自己分析をさせることも必要です。

3-3.人から注意されたことに敏感に反応する

人から注意されたり叱られたときには、敏感に反応して極度に落ち込んでしまう傾向があります。失敗したくないという気持ちが強いため、注意されたり叱られることを非常に嫌い、無難な行動しかしない、もしくは、指示を待って行動するという消極的な態度を取る若手も多くいます。

【対策】
いきなり、「失敗を恐れず行動しろ!」と激励しても、若手は戸惑うばかりです。崖から突き落として自力で這い上がらせるような古風な指導方法ではさらに萎縮してしまうので、まずは、小さな成功体験をたくさんさせるようにしましょう。小さな目標を持たせたうえで自主的な行動を促し、上司の指示がなくても自分はちゃんと行動できることを実感させることで自信を持たせます。

次ページ 若手社員の悩みを解消するための5つの指導方法

本質的な課題と向き合える

メールマガジン登録

気づきを得られる、試してみたくなる、動きたくなる。 組織改革や人材育成に関するヒントが詰まった、管理職や人事のための無料メールマガジンです。