コミュニケーション, コミュニケーション施策, 社内コミュニケーション, 向上施策, 人事施策 2020.03.18 (最終更新日 2022.02.16) 社内報やる意味ある?社内報の目的と社内報を活用している企業の事例 「社内報を作ろうという声が社内で上がっている。本当にやる意味ある?」 「昔から慣習的に社内報を作成しているけど読まれていない。何のための社内報?」 社内報について改めて考えるとき、その目的や存在意義について疑問を感じる方は多いのではないでしょうか。 社内報のそもそもの大きな目的は「企業の成長」です。 企業の成長を実現することを目指して、企業ごとに社内報の発行目的を設定します。これは企業によって異なりますが、例えば以下のようなものです。 <企業ごとの発行目的> ・社内の情報共有 ・コミュニケーションの活性化 ・従業員の教育 社内報の目的をきちんと考えることは、とても重要。目的が明確になれば、会社にとって意義ある社内報を作ることができるからです。 逆に「今のうちの会社には不要だから、リソースを割いてまで作る必要はない」と社内報をやめる判断をすることだって可能です。 そこで本記事では、社内報は実際にどんな目的で発行されているのか、企業事例もご紹介しながら、社内報をやるべき会社とやるべきでない会社について解説します。 <本記事のポイント> ①社内報は何のためにあるのか? ②社内報を有効活用している企業の事例 ③社内報をやるべき会社とやるべきでない会社 これらの情報は、これから社内報を作った方が良いか悩んでいる方や、慣習的に発行してきた社内報の意義を改めて考えたい方にとって、具体的なヒントとなるはずです。 最後までご覧いただくと、今まで何となくイメージでしかつかめていなかった社内報の目的が、スッキリ理解でき、自社の社内報にまつわる悩みが解決するでしょう。さっそく続きをご覧ください。 テレワーク時代にも手軽に仲間の貢献を発見・共有できる「Unipos(ユニポス)」の詳細はこちら 1.社内報は何のためにあるのか?その目的とは 社内報の目的は、①大目的 ②小目的の2段階に分けて整理すると、スッキリ理解しやすくなります。 ①大目的:社内報の存在意義 →社内報自体のそもそもの存在意義。最終的に実現しようとするもの。 ②小目的:企業ごとの社内報の発行目的 →各企業が社内報によって成し遂げたいこと。 それぞれ、詳しく解説します。 1-1.そもそもの大目的は「企業の成長」 そもそも、社内報とは何のためにあるのでしょうか?それは、一言でいえば企業の成長のためです。 社内報の役割は、次の4つが代表的です。 ①ビジョンの共有 ②情報公開 ③人材教育 ④風土づくり これらを通して社内報が目指すゴールは、従業員のモチベーションを向上させ、業績を向上させ、企業の成長を促すことです。 上図の通り、社内報は企業の成長へ結び付いていることを、改めて認識しておきましょう。 逆にいえば「企業の成長に役立たない社内報は、発行する意味がない」ともいえます。 慣習的に社内報の発行を続けている企業では、「この社内報は、本当に企業の成長に役立っているのか?」という視点で、見直しを行う必要があるでしょう。 1-2.企業ごとに分かれる発行目的の設定例 社内報のそもそもの大目的は「企業の成長」であることがわかりました。 しかし、これだけでは概念が大きすぎるため、効果的な社内報を作るためのアクションに移すことができません。そこで、各企業の状況に合わせた小目的(社内報の発行目的)を設定します。 小目的とは、大目的を実現するための具体的な手段にあたるものです。 効果的な小目的を設定するためには、大目的と小目的の間に、会社の年度目標などを「中目的」として設定します。具体的な考え方の例として、以下の図をご覧ください。 このように、大目的→中目的→小目的(=社内報の発行目的)と順序立てて考えることで、会社の成長に貢献する社内報を企画できるようになります。 小目的の設定例はさまざまですが、一例を以下にまとめました。 <社内報の発行目的(小目的)の設定例> ・経営理念・ビジョンの組織内浸透 ・企業方針の理解促進と周知徹底 ・社内の現況の共有 ・業務知識の提供 ・企業文化の醸成 ・社内の一体感の醸成 ・従業員の意識改革 ・組織の横のつながり強化 ・従業員の帰属意識向上 ・従業員のやりがい感の向上 ・自社製品・サービスへの愛着向上 ・愛社精神の醸成 社内報企画の立案の参考にしてみてください。 従業員同士の貢献を見える化するリアルタイム社内報「Unipos(ユニポス)」の詳細はこちら 次ページ「社内報を活用している企業の事例」 1 2 組織に関する悩みを解消しませんか?改善するためのヒントや実践方法をご紹介! テスト